2026年9月12日(土)、阪神競馬場でチャレンジカップ(GⅢ)が行われます。
今年は前日から雨の影響があり、当日も雨が残る可能性が高い状況。
そこで今回は、例年のような1分57〜58秒台の高速決着ではなく、2分00秒前後の時計が掛かる持続力戦を想定して予想します。
重視するのは、
道悪実績
時計が掛かる馬場への対応
上がり35〜36秒台でも脚を使えるか
レース全体が持続ラップになった時の位置取り
です。
結論から。
◎ ⑩タガノデュード
○ ⑨マテンロウゲイル
▲ ⑮ジョバンニ
☆ ③センツブラッド
△ ⑤ピースワンデュック
△ ⑪マリアイリダータ
本命は⑩タガノデュード。
今回は人気馬を全部嫌うのではなく、能力上位を軸にして、雨で評価を上下させる形で組み立てます。
馬場想定
今回は高速良馬場は考えません。
本線は、
稍重〜重
想定。
JRAの発表が稍重でも、芝がかなり水分を含んでいる可能性があります。
そのため、瞬発力だけではなく、
長く脚を使えるか
最後まで止まらないか
を重視します。
想定決着時計
今回の中心は、
1分59秒8〜2分00秒8
あたり。
雨が強まれば2分01秒台も考えます。
今回は、
2分00秒前後
を基準に評価します。
想定ラップ
前半から極端に飛ばすより、雨を考えて各馬が慎重に入る形を予想します。
想定は、
前半1000m:60.4〜61.0秒
後半1000m:59.5〜60.3秒
200mごとのイメージは、
12.7 – 11.5 – 12.1 – 12.3 – 12.4
12.1 – 12.0 – 11.9 – 11.8 – 12.0
ポイントは、
ラスト2Fだけ急加速する瞬発力戦ではなく、残り800mから11秒後半〜12秒前後を持続する形
になると見ています。
◎⑩タガノデュード
本命は⑩タガノデュード。
この馬を一番評価する理由は、速い持続戦でも道悪でも崩れにくいことです。
大阪杯では、
12.4 – 11.0 – 11.5 – 11.7 – 11.5 – 12.1 – 11.9 – 11.8 – 11.6 – 12.1
という、前半から速く、後半も大きく緩まない持続ラップ。
その中で13番手付近から進み、上がり34.8で4着。
つまり、一瞬の切れだけではなく、
長い距離を速いラップで走り続ける能力
があります。
さらに、重馬場の宝塚記念でも5着。
これは今回の予想では非常に大きい。
今回の想定は、
上がり35〜36秒台
時計2分00秒前後
長い持続戦
です。
この条件に最も近い実績がある。
58kgはマイナスですが、それ以上に馬場対応力を評価。
◎⑩タガノデュード
○⑨マテンロウゲイル
対抗は⑨マテンロウゲイル。
若葉Sでは、
12.4 – 11.3 – 12.0 – 12.4 – 12.1 – 12.2 – 11.6 – 11.5 – 11.5 – 11.5
という、後半4Fがすべて11秒台になる加速戦。
その中で6番手から、
上がり33.9
で勝っています。
つまり、この馬の最大の武器は、
後半でラップが上がる競馬への対応力
です。
今回の想定とは少し違います。
今回はこちらほど綺麗に11秒5前後が並ぶ馬場にはならず、
11秒後半〜12秒台を耐える形
になる可能性が高い。
そのため本命にはしません。
ただし、
54kg
ダービー5着
阪神2000m実績
は無視できません。
道悪適性は未知ですが、能力と斤量で○。
○⑨マテンロウゲイル
▲⑮ジョバンニ
3番手は⑮ジョバンニ。
この馬は、小倉記念で、
12.3 – 10.6 – 11.6 – 12.4 – 12.2 – 11.5 – 11.7 – 11.9 – 12.0 – 11.8
というラップを経験。
中盤以降も大きく緩まず、長く脚を使う競馬でした。
そこで後方から追い込み、
1分58秒1で2着
しています。
この内容は、
一瞬の33秒台の脚だけで差したわけではなく、長い距離を脚を使い続けた
という点を評価できます。
今回のように馬場が悪くなって、
最後まで持続力を要求されるレース
になっても対応できる可能性は高い。
問題は、
58kg
15番枠
です。
外を回されるリスクがあるため○ではなく▲。
それでも地力は上位。
▲⑮ジョバンニ
☆③センツブラッド
今回の穴で最も狙いたいのが③センツブラッド。
理由は、七夕賞です。
稍重2000mで、
12.4 – 10.6 – 11.3 – 11.5 – 12.0 – 11.9 – 11.9 – 12.5 – 11.9 – 11.9
という流れ。
最後まで極端に速い上がりにはならず、全体として持続力を問われています。
その中でセンツブラッドは、
3-3-3-3
と前で運び、
上がり36.3
1分58秒6で4着
でした。
これは今回の想定にかなり近い。
つまり、
上がり36秒台になっても前で止まらない
という実績があります。
今回も3番枠。
道悪で内をロスなく立ち回れる可能性が高い。
人気薄の中では最も条件がハマると判断。
☆③センツブラッド
△⑤ピースワンデュック
⑤ピースワンデュックは、前残り候補。
函館記念では、
12.6 – 10.6 – 11.4 – 12.0 – 11.9 – 12.0 – 12.0 – 12.0 – 11.7 – 11.5
という流れ。
大きく緩む区間が少なく、後半まで持続力を要求されました。
そこで、
2-2-2-2
と前で運び、
上がり35.0
1分57秒8で3着
。
これは、
前で一定の脚を長く使える
という根拠になります。
今回も55kg。
馬場悪化で後方差し馬の切れが削がれれば、
前にいること自体が大きな武器になる。
△⑤ピースワンデュック
△⑪マリアイリダータ
⑪マリアイリダータは、能力は非常に高い。
前走バーデンバーデンCでは、
12.5 – 11.3 – 11.5 – 11.9 – 11.8 – 11.3 – 11.1 – 11.5 – 12.2 – 11.6
という流れ。
途中から、
11.3 → 11.1
と一気に加速する高速戦。
そこで5番手から、
上がり34.3
1分56秒7
で勝利。
これはかなり強い内容です。
ただし、今回の想定とは性質が違います。
この馬の強みは、
高速馬場で加速ラップに対応できること
。
今回は、
上がり35〜36秒台
時計2分00秒前後
馬場悪化
を想定しているため、前走の強みがそのまま使えるとは限りません。
道悪で走れないと断定はできませんが、人気を考えると評価は下げます。
△⑪マリアイリダータ
今回の6頭をラップ適性で整理
今回の想定ラップに対して整理すると、
⑩タガノデュード
→ 持続戦+道悪実績あり
⑨マテンロウゲイル
→ 後半加速戦は強いが、重い持続戦は未知
⑮ジョバンニ
→ 長く脚を使う持続戦に強い
③センツブラッド
→ 稍重+上がり36秒台でも前で粘った実績
⑤ピースワンデュック
→ 前で35秒台を持続できる
⑪マリアイリダータ
→ 高速加速戦は強いが、今回の条件とはややズレる
という評価です。
展開予想
②ジーティーダーリン、⑤ピースワンデュックなどが前。
ただし、雨馬場なので序盤から無理に飛ばす可能性は低いと見ます。
前半1000mは、
60秒台半ば
。
そこから3コーナー手前で徐々にペースアップ。
残り800mから、
11秒後半〜12秒台の持続ラップ
になると予想。
前で、
③センツブラッド
⑤ピースワンデュック
が粘り、
後ろから、
⑩タガノデュード
⑮ジョバンニ
が差してくる構図。
⑨マテンロウゲイルは54kgを活かして、その中間から伸びる形を想定します。
最終予想
| 印 | 馬 |
|---|---|
| ◎ | ⑩タガノデュード |
| ○ | ⑨マテンロウゲイル |
| ▲ | ⑮ジョバンニ |
| ☆ | ③センツブラッド |
| △ | ⑤ピースワンデュック |
| △ | ⑪マリアイリダータ |
今回は、
能力上位3頭
+
雨で浮上する穴2頭
+
能力は高いが条件ズレで評価を下げた人気馬
という構成です。
馬券の組み立て
馬連なら、
⑩-⑨⑮③⑤
本線は、
⑩-⑨
⑩-⑮
穴なら、
⑩-③
⑩-⑤
3連複は、
1列目:⑩
2列目:⑨⑮③
3列目:⑨⑮③⑤⑪
本線は、
⑩-⑨-⑮
穴なら、
⑩-⑨-③
⑩-⑮-③
あたり。
まとめ
今年のチャレンジカップは、
高速決着ではなく、時計の掛かる持続力戦
と予想します。
想定は、
稍重〜重
2分00秒前後
上がり35〜36秒台
残り800mからの持続戦
。
その条件で最も信頼できるのが、
◎⑩タガノデュード
。
対抗は軽斤量の⑨マテンロウゲイル。
地力で⑮ジョバンニ。
そして今回の雨で最も面白い穴が、
☆③センツブラッド
です。
高速時計だけで評価せず、
「どんなラップで走ってきたか」
まで見て予想するのが今回のポイントです。

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