地方競馬も勝ちに行きたいということで各地方競馬場の特徴を伝えて行きたいと思います。その1回目として浦和競馬場の特徴についてまとめていきます。競馬場によって馬券内に入りやすい馬はかなり変わってくるため、データや傾向は非常に大切になってきます。それらの情報を今回は拾い集めてきたので確認していきましょう！！
- コース形態と特徴
- 複勝率の高い枠
- 複勝率の高い騎手
- 複勝率の高い種牡馬
- まとめ
コース形態と特徴
浦和競馬場は画像にもあるように最後の直線が南関東の競馬場でも1番短い競馬場です。大井競馬場（外）の直線が386ｍに対して浦和競馬場の直線は220ｍで約1.7倍、日本で1番直線が長い東京競馬場のダートは501ｍと約2.3倍の差があります。その為、圧倒的に逃げ・先行馬が有利と言われています。
コース形態は7つあります。それぞれの特徴も纏めました。1番多く使うのは1400ｍ、次は1500ｍとなっており、全体的には内枠が有利と言われています。それはスタートしてすぐコーナーを曲がる為、外枠の馬はスタートを失敗すると終始外を周ることになりやすく、体力が削られるからです。
| 浦和800ｍ |
| 内枠の逃げ・先行馬が圧倒的有利。2コーナー出口からスタートし、最初の3コーナーまでの距離約300mを目いっぱい使って先行争いが繰り広げられる。コーナーは比較的緩やかで平坦。 |
| 浦和1300ｍ |
| 内枠の逃げ・先行馬が有利。下級条件でのみ使用される。スタンド前直線半ばからスタートし、最初の1コーナーまでの距離は約180mと短く、ダッシュ力が問われる。コーナーは比較的緩やかで平坦。 |
| 浦和1400ｍ |
| 基本的には内枠の逃げ・先行馬有利。4コーナー出口過ぎからスタートし、最初の1コーナーまでの距離は約280mで、ここでの位置取りが勝敗のカギを握る。コーナーは比較的緩やかで平坦。 |
| 浦和1500ｍ |
| 内でロスなく運べる馬が有利。4コーナー奥のポケットからスタートし、スタート後約100mは緩いコーナーで、外枠は距離損があり不利。また、1コーナーまでは約300mあり、先行争いは長引きやすい。コーナーは比較的緩やかで平坦。 |
| 浦和1600ｍ |
| タート直後から約200mはカーブになることから、外枠は距離損が大きく非常に不利。3コーナー途中からスタートし、左回りの小回りでコーナーを5回半通るトリッキーなコース。コーナーは比較的緩やかで平坦。脚質以上に枠順に左右されやすい。 |
| 浦和1900ｍ |
| コーナーを6回通るため、内をスムーズに立ち回れる逃げ・先行馬有利の傾向。向こう正面半ばからスタートし、最初の3コーナーまでの距離は約200mと短く、ダッシュ力が問われる。 |
| 浦和2000ｍ |
| コーナーを6回通るため、内をスムーズに立ち回れる逃げ・先行馬有利の傾向。浦和の最長距離。2コーナー出口からスタートし、コースを一周半強する。最初の3コーナーまでの距離は約300m。 |
複勝率の高い枠
浦和競馬場は内枠有利と言われていますが、実際に枠で大きく変わるのかと思い、去年の10月から今年の9月までの約1年間分のデータを拾い集計してみました。1300ｍ、1600ｍ、1800ｍは母数が少なすぎた為、除外しています。表を見ると正直そこまで内枠が圧倒的に好成績を上げてるわけではありませんでした。ただ、内枠有利はスタート後にすぐコーナーを曲がることから間違ってはいない為、内枠で逃げ・先行型の馬がいたら積極的に狙いましょう。
複勝率の高い種牡馬
種牡馬に関しては、各距離で表を出すと多くなる為、レースでよく使われている1400ｍと1500ｍで成績の良い馬を載せます。こうして見るとネイティブダンサー系が好走しています。ネイティブダンサー系は欧州型と米国型と2つの型がありますが、ここに出ているのは全て欧州型になっております。またピーチパトロール以外は全てキングカメハメハ産駒である為、レースで見つけたらチェックはした方が良いです。
複勝率の高い騎手
続いて騎手も各距離で出すと数が多くなる為、よく使われている1400ｍと1500ｍを載せます。ここでは笹川騎手が抜群の安定感を誇っています。複勝率が５０％を超える騎手はなかなかいないので最低でも紐には入れましょう。また、和田騎手も好成績を収めているので狙っていきましょう。
まとめ
今回は浦和競馬場の特徴、傾向を調べました。距離によって傾向は変わってきますが、大体でまとめていくと、内枠にいる逃げ・先行で父に米国型のネイティブダンサー系の血を持つ馬は最低でも紐に入れておきましょう。尚且つ騎手が笹川騎手、和田騎手だった場合は本命で考えた方が良さそうです。
また、面白そうなデータがあれば、随時紹介できればと思うのでよろしくお願いします！
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